日々ブログ

当サイトは、アフィリエイトプログラムにより商品をご紹介しています

株に関して恣意的な記事をよく見かける

投資をしていると株に関する記事が広告枠などでよく出てくるわけですが、正直めちゃくちゃ恣意的な記事が多いんですよね。

news.yahoo.co.jp

1年前に買ったらいくら損してた系の記事

この記事は正直なところ誰でも書けます。
経済アナリストと語る人がたまに書いてたりしますが、正直知識はほとんどいらず、時間さえかければ書けます。
手順はこうですね。

  1. 最高値を更新した株を見つける。できれば有名企業が望ましい
  2. 1年待つ
  3. もう一度株の値を見る
  4. 株主優待の分を換算する

これで、マイナスになってれば正直なところ誰でも書けます。
なんだったら、1年も待つ必要はなく、google で検索すれば株価なんてみれるようになっていますからね。
逆に、いくら得したを書きたい場合は、底値を記録した株価を見つければ同じような手順はあります。

f:id:xinformation:20220324003916p:plain

記事の狙いを把握

若干茶化してしまいましたが、上のような一見だれでも書けるような専門性の無い記事も慈善事業によって書かれているわけではなく、誰かがその記事を書いてそれに対価を払っている人がいるわけで。
そうなると、何らかの意図があるわけですが、基本的に読者に株を買わせたいのか、売らせたいのかどちらかなわけなんですね。
損した系の記事が出ているということは株を売らせたいあるいは買わせたくないと人に思わせるために誰かがお金を払っているというわけなんですね~。
また「エネオスを買うと損しそう」ということを暗に言いたいんだと思うのですが、これを拡大解釈する人は一定数いてたとえば、「日本株を買うと損する」とか「石油系の会社の株を買うと損する」とか思う人がいるんですよね。
単純な記事ですが、威力のある記事だったりします。😅 従うなとは言いませんが、ステルス・マーケティングっぽくて個人的にはあまり好きじゃない記事だったり。
ちなみに、自分はENEOS株を運用していて含み益がある状況なので、全く信じていません。

f:id:xinformation:20220324003830p:plain

点で判断せず株価の傾向で判断が大事

株価もそうなんですが、何事も傾向とか流れが重要なんですよね。
上がったら下がるし、下がったらまた上がっていくものなので、 一時的に高値を付けたとかそういうのはあまりあてにしていません。
地味なんですが、時系列の数直線でグラフを確認するのがやっぱりいいですね~。
この傾向に着目した分析手法として、ハーモニックパターンというものもあるのでそちらを利用してみるのも良いかもしれません。
やり方は単純で、時系列グラフの谷と山に点を5つ打って出来た三角形の形から次の値動きを予測する手法ですね。
2つの三角形の形が似ているほど、安定した値動きであると言えるので、最後の点が谷なら上昇して、山だったら下落だと予測するわけですね。
このあたりは、調べると論文やら理論がたくさん出てくるので、機械的に売買したい人とかにはおすすめかも。
ちなみに、下の画像だと、点のDのあとはいい感じに上昇しそうだと予測できるわけですね~。
f:id:xinformation:20220324002923p:plain

今回見た例はめちゃくちゃ綺麗なれいで実際にAとCを結んだ直線付近に山が来ています。
f:id:xinformation:20220324003356p:plain