新NISAいよいよ始まりましたね。
新NISAについて制度は前回の記事で理解できたのですが、じゃあ実際に自分はどうするのかということについて考えてみました。
かれこれ、10年近く投資信託やらに手を出しているわけですが、こんなにもテレビなどで投資がという言葉を聞くのは初めてで、これから変化が大きそうなのでのちのちのためにも今の状況を自分なりの言葉で残したいので投稿しました。
年間360万円は使い切れそうにないし使う気がしない
まず、年間投資上限の360万円は使い切れる気もしないし、たぶんできたとしても使わないかな!
そもそも、そんなに余力あるなら投資よりも、実生活を豊かにするのに使った方が良い気がする。
言い方あれだけど、年を取ったあとだとお金の使い道がかなり減るだろうし。
投資は将来への不安を減らすくらいにとどめておこうかと。
そもそも資金効率を重視して投資に全振りしたところで、利益が出なければ非課税枠なんて意味無いし。
なんで貯蓄として使うのが個人的には良いのかと。
つみたては値動きに動じない精神力が必要
で、つみたてとなるとemaxisのオルカンとか全米株といった投資信託を主軸にするつもりなんだけど、なかなか信用し切れない。
全米株に至っては、購入されて資金が増えてるわりに価格が上がらないし、そもそも年初に、全米株が不振なときにあまり値段が下がらなかったのが、なんだかな~。
値段が下がらなかったのはいいことなんだけど、この経済指標に沿って価格が変動します!という商品がその指標に沿って動かなかったってことは、そもそも異常なことが起きているんじゃないかと思うわけで。
ここ数年は、投資家と呼ばれる人たちがメインで投資していた状況から、新しく投資を始める人たちが多く出てくるわけで、値の動き方も変わってきそう。
新NISAの月あたり設定金額の総額が2000億円とかいう記事も出ている始末だし。
平均して月1万円積み立てた場合2000万人いるわけですから。
実際口座数だけでいえば、去年の9月に1000万以上に到達しているらしく、投資を新しく始める人が多くなりそうですね~。
この状況はチキンレースとなる日は近いのですぐに抜けられるようにしておかないと。
https://www.jsda.or.jp/shiryoshitsu/toukei/files/nisajoukyou/nisaall.pdf
NISAが塩漬け製造工場にしかみえなくなってきた
ここまであまのじゃくをこじらせて来ると、NISAが塩漬け製造工場にしか見えなくなってくる。
NISAの最大のメリットである節税効果は利益が出てこそのもので、利益が出ない場合は損益通算ができないので通常の口座よりも分が悪い。
日経平均が最高値を記録してて、いわばここ数年で割高になったタイミングでこの長期投資前提の優遇制度を押し出してくるのはちょっとタイミング的に不自然な気がする。
去年くらいにバブル期に投資した株やらが30年の年月を経て、元の価格に戻って騒いでいたのを見ると、次は自分たちが塩漬け前提の投資商品を購入して、30年後に過去の自分の行動を無理くり正当化している姿しか見えんのよな~。
長期投資は開始タイミングと積立金額くらいしか調整できないんだから、せめて開始タイミングは価格が落ち着いた状態のときに始めた方が良い気がする。
暴落時に強いインバースを混ぜ込む
そんなこんなで、インデックス投資だけだと気持ちが落ち着かないので、経済指標に逆行して値動きするインバース商品を保険として取り込もうかと。
日経インバースあたりかな~。
とはいえ、インバースは長期的には下がることが多い商品なので買いすぎずというくらいで、オルカンの積み立てとインバースを3:1くらいにしようかと思ってます。