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【プログラミング】prime music が聴きたくてラズベリーパイにChromium OSを入れてみた

ラズベリーパイで何とかprime music が聴きたくて、暗中模索しています。
Fire fox を入れてみたり、ubuntu を入れてみたりしましたが、「使われているブラウザのバージョンが古いとエラーメッセージが出てしまい」どれも駄目でした。
今回は、第3弾としてChromium OSを入れてみました。

xinformation.hatenadiary.com

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Chrome OS って

Chrome OS は、google が提供するOSです。
OSとは、パソコンのシステム全体を管理するもので、windows 10のようなものと考えていただれば大丈夫です。
Chrome OSは、その名前の通り、Google Chromeに使用されている技術を基に作成されており、動作がかなり早いことが特徴です。
Windows は歴史も古く、バージョンアップとともにあまり使われてない機能がかなりたくさんあり、
OSだけで容量20GBを超えてきます。
一方で、今回使用するChromium OSは、600 MBほどなので非常に軽量に動作します。
いわゆるChrome book に使用されているOSです。
今回はこのweb技術の結集したChromium OSならきっとprime musicを利用できるだろうと考えて、ラズベリーパイにインストールしてみました。

 用意するもの

前回記事と用意するものは同じです。

メモリカードリーダー

パソコンにリーダーがあれば不要です。
micro SDにChrome OSを導入するために使います。

ラズベリーパイ

技適付いているのが一番安心です。
安価な輸入物は技適無くて、電波法に掛かる可能性があるので注意。
技適は製品が電波法に準拠しているかどうかを示すもので、
電波を発するもの(wi-fi とかbluetoothとか)これがないものを使用すると犯罪になるのでご注意ください。

ラズベリーパイ用電源

スマホでも良いんだけど、電力不足だとパフォーマンスが下がります。

メモリーカード128GB

メモリーカードですね。 OSを焼き込むのに使用します。

キーボード

Think padの外付けキーボード。
マウスが付いたキーボードなので、USB端子を節約できる。

好みのノートパソコン

日本製は高いので中華パソコンがおすすめ。

[asin:B08CDSZBKJ:detail]

インストール方法

ラズベリーパイのOSはmicro SDにイメージファイルとして書き込むことでインストールすることができます。

FydeOSの入手

今回はChromium OSの一種であるFyde OS を使用します。
下記のgithubからイメージファイルをダウンロードします。
raspbian, ubuntu, Chronium OSの3つを比較してみました。
現在の最新のイメージファイル名は「chromiumos_image_r92r1-rpi4b」でした。

github.com

f:id:xinformation:20210904222510p:plain

micro SDへのイメージファイルの書き込み

今回は、イメージファイルの書き込みソフトとして、balena etcherを使用します。
使い勝手は、Raspberry pi imagerに似ており、非常に簡単にイメージファイルを書き込むことができます。
balenaEtcher - Flash OS images to SD cards & USB drives まず、先程ダウンロードしたイメージファイルを選択します。
f:id:xinformation:20210904224443p:plain 次に、SDカードを選択し、最後にFlashを選択し書き込みを待てば完了です。 f:id:xinformation:20210904224629p:plain

書き込み後はラズベリーパイに差し込んで、電源をつけましょう。
OSのセットアップ画面に従って、順々に情報を入力すれば使用できるようになります。

Fyde OSの使用感

実際にFydeOSを使ってみましたが、かなり動作が軽量で使いやすかったです。
webブラウジング程度なら何の問題無く使えました。
ラズベリーパイは8000円程度で手に入るので、かなりコスパ良好なマシンを作成できるのではないでしょうか。
ただ、Chromium OSなので、使用できるアプリの数が少ないので、仕事などのマシンには使うのは難しいと思います。
また、ubuntu やraspbian のようにカスタマイズするのが難しく、センサーをつけてIoTデバイスに!といったような使い方には向いていないと思います。
子供に壊れてもいいパソコンを与えるというような用途とかには向いているのかな。

個人的OS比較

せっかく、色んなOSをインストールしたので、比較表を作ってみました。
Chrome OSは、動作は早いけどできることが少ないので、ラズベリーパイを買うようなガジェット好きには向かないというのが個人の意見です。

項目 raspbian Ubuntu ChromeOS(Fyde OS)
インストールの手間 1位(Raspberry pi imager) 1位(R同じく、aspberry pi imager) 3位
動作速度 3位(基本的に少しもっさり感がある) 2位(基本的に問題なく動くが、複数処理を並行すると重くなる) 1位(かなり快適に動作する)
カスタマイズ性 1位(歴史があるので、用途に使える) 2位(ubuntuの資産が使えるが、たまに動かない。自分はvncサーバーをインストールできませんでした) 3位(webブラウジングくらいにしか使えない)

prime music の動作。

ここまで、やり方を調べつつ4時間ほどかかったのですが、chrome OSに搭載されているのはchromiumでした。
この時点でかなり嫌な予感はしましたが、prime musicは再生できませんでした
ラズベリーパイでは聴くのは無理なんかな。

海外版のprimemusic にはアクセス可能

技術詳細は調べてないんですけど、海外版のprime musicであれば問題無く再生可能でした。
日本版のprime musicは著作権の関係などでブロッキングされているんでしょうね。
ここにも、日本独自の文化が根ざしていて嫌になりますが、著作権は尊重されるべきなので仕方ないでしょう。

おまけ

ラズベリーパイOSの安定択としては、やはりraspbianでしょう。
リモート接続やGPIOの有効化など拡張機能が非常に豊富です。
セットアップした際は、下記の記事を参考にいただけると嬉しいです。

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こんな風に遊んだりもしています。
手軽に電子工作を学びたいなら下記の記事を参考にしてくださると喜びます。
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