日々ブログ

当サイトは、アフィリエイトプログラムにより商品をご紹介しています

insecam って怖い

最近セキュリティの勉強をしていて、その中で事例とかも調べているのですが、 insecamってすごいですね。
セキュリティ界隈では有名なサイトなのですが、長年閉鎖されずに残っているあたり、その存在の偉大さを知ります。

insecamとは

世界中のライブカメラの映像を配信しているサイトです。
国別にどこのカメラを見たいかが選べるようになっていて、日本なんかもたくさんのカメラの様子を見れるようになっています。
割とこんな映像見れてしまっていいのかと思うようなサイトですが、自分の知る限り5年は存在しているサイトですね。
ある意味の老舗サイトです。
ちなみに、こんなのどかな映像とかも見れてしまいます。

www.insecam.org

企業へ警鐘を鳴らすが目的

こんな世界中のカメラの映像を無断で配信して良いのか!と思ってしまいますが、 今の所は許されているというか放置されています。
というのもアクセスできるのは、セキュリティ的に対策が取られていないライブカメラばかりなんですよね。
セキュリティ対策をきちんとしていないカメラを販売なんかしちゃだめだよね?という警鐘を鳴らすのが目的なんですよね。
実際、専門的なツールはあまり必要なく、接続先のIPアドレスがあれば、パスワードは大体固定なので、すんなり入れちゃったりするそうです。
このサイトもなかなかグレーですが、こうした状況を放置する企業にも呆れてしまいますね。
残念ながら日本企業の製品も多数存在しますね。

地図で位置も確認できる

地図で位置も確認できます。
アイコンが付いているところが、危険なカメラが設置されている箇所ですね。
自分の住んでいる地域にカメラがないか確認してみるのも良いかもしれません。

ハッカーじゃない人もアクセスできる

上のような理由もあって、ハッカーでもない人が気楽にアクセスできるようになっているわけですね。サイト自体が有名になって、世間が問題視することで危機感を持ってもらうのが目的のサイトな訳なので。
調べてみると、掲示板などで、「銭湯」の映像が見れたとか個人の部屋が見れたとか騒いでいて人気コンテンツ化しちゃってるみたいです。
若干下世話なニーズしか満たせていない気もしますが、サイトの目的は果たせているようですね。
気になるのは、スマホやノートPCのカメラは大丈夫なのかといったところですが、ざっと見た感じでは大丈夫そうでした。
このあたりもセキュリティ対策が施されていないことを広めるためであって、嫌がらせ目的ではないというポリシーだったりするのでしょうか。
ひとまず自分は監視カメラや見守りカメラは買わないようにしとこう😅。

gigazine.net