IoTとかDXとか色々と取り沙汰されていて、農業におけるIoTとかはたまにテレビでも取り上げられているようですが、 漁業にもそのブームが来ているようです。 IoTというわけではありませんが、今回は漁師さんからお魚の通販を利用してみた。
写真は届いたハマチです。 曇りなき眼でこちらを見定めてきます。
獲れたてのお魚が届く
今回利用したのは「漁師さん直送市場」です。 獲れたての魚が次の日には注文先に届くという便利なサービスですね~。 ありがたや~。 このシステムで一番おもしろいのが、料金は前払いで何が届くかは獲れてからのお楽しみということ。 まさに、「漁」ならではって感じですよね。 加えて、プロの漁師さんであっても、獲れなかったり、そもそも海が荒れて漁に出れなかったりすると その日他で獲れた漁業者さんが代わりに送ってくれます。 まさに、助け合いの精神ですね。 インターネットが発達した今だからこそできる助け合いですね~。 ありがたや~
実際に頼んでみた
今回は、2~3人前のセットを頼んでみました。 何が来るのかわからないので、結構待ってる間も楽しいです。
1件目
海が荒れていて漁に出れなかったようです。 残念。 希望お届け日の2日前には、メールで連絡が届いてました。 予め連絡がくれるのは嬉しいですよね。 残念だけど、無理して海難事故とか洒落にならないので、船長さんが英断を称賛しましょう。 それでは、気を取り直して2件目
<実際のメール>
2件目
無事獲れたとの報告が。 メール越しですが、思わず歓喜です。 ヒラソウダカツオ?は初めて見ますがきっとカツオでしょう。 その他は、お寿司やさんでも人気のネタばかりです。
しかも、漁師さん直伝(?)のおすすめ調理方法まで添えられています。 やっぱり刺し身がいいようですね。 スーパーとかの魚って、保存状態とかわからないので、刺し身にして良いのか分かりませんが、 こうして、生産者が太鼓判を押してくれるのは安心感が違います。 アニサキスとか怖いですもんね~。 今回は、お腹に入る限り刺し身にしたいと思います。
新鮮なお魚が届いた!
早速届きました。 発泡スチロールに入って届きました。 神経〆だと鮮度が保てるらしいです。 めちゃくちゃ丁寧に梱包されています。 氷の存在感がすごい!
これで、4500円程度なら全然満足! たまに食べる贅沢なら全然あり!
目も濁っていなくて素人の私が見てもこれは刺し身やなと思ってしまうほどの新鮮さです。 それにしても、マアジでかくね?しかもありがたいごとに2匹。 カンパチとか、ハマチとサイズ同じなんだけど。 しかも、それぞれサイズが揃っていて漁師さんの心遣いが感じられます。 大物すぎると家庭では処理できませんもんね。
さっそく捌きます
早速捌きました。 自分包丁も一本しか無く、包丁を研ぐものだという概念も最近まで無かったド素人なんですが、こんな自分でも今の時代youtubeがあれば何でもできます。 プロの料理人に捌いてもらうのが、本望なのかもしれないけど自分で捌いてみたいのです。
マアジをさばく
下記の動画をipadで見ながら包丁の入れ方を参考に作業をすすめました。 マアジやっぱりでかくないかな。 スーパーの切り身の想像を遥かに超えるサイズ。
捌き方は文字で説明するより、動画でみた方が早いので割愛。 早い話が、頭→内蔵→下ろす→皮はぎ→切るです。 完成したのがこちら。 ここまで、1時間くらいかかった。 骨についた身は勿体ないので、焼いてほぐして食べました。 悪戦苦闘しながらもやればなんとかなります。 盛り付けは素人のそれなので、勘弁してください。
カツオもさばく
同じ用に捌く。 美味しさにかまけて刺し身の写真撮り忘れました。 眼が澄んでいて、眼力がすごい。
カンパチもさばく
だいぶ慣れてきました。 心に余裕ができていい感じにさばけた気がする。 30分くらいでできるようになってました。 お酒と合わせてもいいでしょうね。 自分は飲みませんでしたが、 刺し身とお酒の瓶は合いそうな気がしたので撮ってみました。
良い休日
さばくのに時間はかかりましたが、 素人でも案外やってやれないことはないです。 早起きして釣りして、帰ってきてから捌くよりは断然ラクですし、プロが下処理してくれるので衛生的にも安心ですよ~。 外出しづらいけど、新鮮なお魚が食べたい方はぜひお試しを。