みんな大好きお金の話です。
アプリ開発をしていると、このソフトウェアサービスって作るとどれくらいかかるんだろう?って疑問に思うことが多いので、
自分なりに調べた結果をまとめてみました。
- 補足:ソフトウェアにおける開発費の考え方
- パズドラ(開発費数千万)
- サクラ革命(開発費:30億円)
- ウマ娘(開発費 50億円)
- 原神(開発費:100億円)
- 7pay (開発費:142億円)
- マイナンバーカードおよびシステム(平成27年度までに約3000億円)
- 1ヶ月あたりソフトウェア開発者は70万円
- 追加開発は考えない
補足:ソフトウェアにおける開発費の考え方
ソフトウェアの開発費はほとんどが人件費で決まります。
音ゲーとか音楽配信サービスとなると、コンテンツの著作権などに費用は要りますが、
そうしたものを除くと基本的には働いた人の人数と開発期間で決まります。
プログラミングやらキャラデザインなどって結構時間がかかるんですよね。
能力や実績によって単価は変わるのでしょうが、大体1ヶ月あたり1人70万円くらいでしょうか。
お金のある会社はもっと金払いは良いかもしれませんが、二次・三次の中抜きがあるので大体このくらいですかね。
開発期間や開発人数ですが、これについては作るものによって決まります。
このアプリになんでこんなにかかるの?という疑問をよく聞きますが、
目に見えない部分の、法律(たとえば個人情報)を守るための仕組みだったり、
セキュリティだったりでお金をたくさんかけているからです。
パズドラ(開発費数千万)
初期のスマホアプリゲームの覇権ですね。
開発費は3000万円という記事もありましたが、情報ソースが不明だったので大体このくらいでしょう。
売上は未だに年間数百億円規模だそうで、まさにドル箱です。
リリースから10年近く経ちましたが今でも根強いプレイヤーが居て、本当に幸せなアプリだと思います。
こういうアプリを作ってみたい。
サクラ革命(開発費:30億円)
セガが開発したサクラ革命ですね。
パズドラと比べると開発費が100倍近くになっています。
最近のスマホアプリの開発が如何に難しくお金がかかるものになってきているかが分かります。
開発費に対してあまりの撤退の早さから、スマホアプリ開発の難しさを世に知らしめたゲームです。
ウマ娘(開発費 50億円)
みんな大好き「ウマ娘」ですね。
リリース版とは違う市場には出回らなかったいわゆる初期版があったことで話題になりました。
作り直した割には開発費は低いのだろうか。
初期版は初期版で面白そう。
原神(開発費:100億円)
mihoyoが開発した「原神」ですね。
オンラインゲームながら、コンシューマーゲームに負けないクオリティで話題になりましたね~。
クオリティが高いだけに開発費も開発期間も桁が一つ抜けています。
それにしても、3年間も同じ作品をずっと続けるってかなりしんどそう。
7pay (開発費:142億円)
世の中に出なかったシステムですが、
7payの開発費は142億円だそうです。
驚くべきは、開発期間の短さですね。
下記の記事では、半年と称されていますがそうなると、
1ヶ月あたり150人体制で開発していることになります。
短期間でこれだけの人数をまとめ上げるのは至難の業なんでしょう。
マイナンバーカードおよびシステム(平成27年度までに約3000億円)
開発費用は平成27年度までの予算の情報です。
それ以降に導入されたマイナポイントは含まれていません。
細かな金額はあまり出ていませんが、大体3000億円くらいでしょう。
これまでのものとは桁違いですね。
ゲームと違って細かなバグや不具合とかが許されない分、開発費が高くなるんでしょうね。
日本の全員に漏れなく浸透させるシステムだとこれくらいはたしかにかかりそう気もするが。
「日本国」のマネーパワーを感じる。