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投資で損しないために気をつけていること

投資ブームが来た~と思っていたら今度は若者をターゲットにしていた詐欺が横行しているようですね。
投資のプラスの側面だけ紹介されていて投資をする人が増える人が増えるのは喜ばしい反面、
こうした詐欺が横行するのは非常に悲しいです。
しっかり考える力が無いと投資のマイナスの側面に飲まれ損するのが投資だと思っています。
今回は、私なりの投資に対する考え方をこれまたつらつらと記載していきたいと思います。
ちなみに、特に私は投資に関する資格とかは持っていないので、そうした資格を取りたいと思っている方はこの記事はおすすめしません。

投資の被害状況

コロナ禍が収まって、詐欺被害のニュースを多く耳にするようになりました。
下図は警察庁が公表している特殊詐欺の被害件数を年ごとにグラフ化したものです。 若者限定ではありませんが、ビットコインが高騰した2018年付近が高くなっていたりと、 流行に敏感な若者が詐欺に遭っていそうというのはなんとなく想像がつきます。 実際、「投資詐欺」だったり「若者 詐欺」で検索すると非常にたくさんの記事がヒットします。

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news.yahoo.co.jp

www.nikkei.com

news.yahoo.co.jp

https://www.npa.go.jp/bureau/criminal/souni/tokusyusagi/tokushusagi_toukei2020.pdf

社会人にとっての投資の役割とは

少し遠回りかもしれませんが、投資の考え方を説明するために社会人、とくにサラリーマンにとって投資の役割を記載したいと思います。 私が本格的に投資を始めたのは給料をもらい始めてからです。
入社して、3ヶ月後くらいに仕事が慣れてきた頃に始めました。
社会人になってから、お金で悩むことはおそらく、投資・保険・貯蓄の3つでしょう。
とくに、生命保険はどうしたらいいの?とか、年金とか社会保険料って何?とか、貯蓄はいくらあれば平気なのか?などわからないことだらけで、本や友人の情報を使って必死に勉強しました。
その結果、貯蓄・保険・投資のバランスが重要なんだという結論に至りました。

投資と保険と貯蓄の役割の違い

銀行への貯蓄、保険そして投資はどれも金融商品ではあるのですが、それぞれ役割が違います。
大事なポイントは次の3つです。
自分の稼ぎのうち、それぞれどのように配分すれば良いかを考えるのが必要なわけです。
一つ大事なことは、大体の人はこれら3つを周りと同じだから大丈夫とよく考えずに金融商品を購入しているということです。
少なくとも私の周りはよくわからないけどみんなと同じにしておいたという人が多いです。
たとえ新入社員の段階では同じ会社で給料がそのときは同じでも、結婚する時期、それまでの貯蓄や出世による昇給のタイミングは違うので、
購入すべき金融商品は人によって異なり、「人と同じという考え方」は非常に危険です。

いざというとき、に自分で何とかできるようそれぞれの性質を理解することは教養と思います。

  1. 元本保証が期待できるか
  2. 預けたお金を取り出すにはどの期間の猶予が必要か
  3. 利益を期待できるか

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貯蓄は元本保証が期待でき、扱いやすい

まず、一番親しみのある貯蓄ですが、これは金融機関である銀行にお金を預かってもらうことです。
預けた側は、お金が手元から無くなる代わりに、全国のATMサービスを利用できるようになったり、手持ちのお金を少なくすることで空き巣に入った際の被害を抑えたりできるわけです。
銀行は慈善事業でこんなことをしているわけではなく、預かったお金を元手にして、他の人や企業にお金を利子つきで貸し出すことで利益を出しているというわけです。
銀行が利子によって得た利益は、お金を銀行に預けた人にも分配はされますが、せいぜい預けた額の0.1%程度です。
資産を増やすというよりは、資産を便利に活用したい時に利用するのが良いと思います。
また、預けたお金は銀行が倒産しない限り、金額そのまま返してもらえるいわゆる元本保証があることが貯蓄の特徴です。

保険は気軽には引きだせない安心を買う金融商品

次に、保険ですがこちらは一言でいうと安心を買う商品です。
こちらも社会人になると、考えなければならないことの一つで、
将来の万が一に備えるための金融商品です。
元気に働けるうちにこの商品を購入しておくことで、 事故や病気など不測の事態に陥ったときでも生活を維持するだけのお金を手に入れられるという商品です。
これだけだと、貯蓄でも良さそうですが、もらえる金額の規模が違い、 保険で一番気をつけなければいけないのは、不測の事態に陥らない限りお金を取り出せないということです。
そのため、利益を狙いお金を増やすための金融商品でないことは頭に入れておきましょう。
保険の商品によっては、掛け捨てでなかったりお金を特定のタイミングで取り出せるものもありますが、掛け金が高かったり保険会社による厳しく時間のかかる審査が必要であったりと、 お金を取り出すためのハードルが非常に高いというのが保険のデメリットでしょう。
また、元本保証を謳う保険がありますが、取り出せるのは基本的に数十年後であるため、インフレによって預けたときよりお金の価値が下がってしまっていることも多いので、注意しておきましょう。
今回は取り扱いませんが、社会保障制度という不測の事態のための公的な制度があるので、その内容を理解した上での購入をおすすめします。

投資は元本保証はされず、あずけたお金を増やす金融商品

投資は、商品にもよりますが自分の持っているお金を事業活動に使ってもらい、その利益を利子として分配してもらう金融商品です。
当然、投資する金額が大きければ大きいほどもらえる利子も大きくなります。
投資する対象は、国、企業、原油、金、ビットコインなどで、ご存知のとおり時期によって価値の変動が激しく、当然損をすることもあります。
半年で、価値が倍になったり半減したりするものも多く非常に扱いづらいです。
ただし、賢く運用すれば資産を増やすことができます。
この記事では、これさえ買っておけばいいといった安易なことは残念ながら書きません。

金融商品まとめ

以上3つの金融商品についてまとめると下表のようになります。
個々の商品を見て行けば外れるものはあると思いますが、大筋は遭っていると思います。
注)即金性は預けたお金をすぐに取り戻せるかという意味で使用しています。

金融商品 貯蓄 保険 投資
即金性 その日のうちにお金が手に入る 基本的には不可だが、商品によっては取引会社による審査が必要であったり、数年後に引き出せる 商品によるが数日程度のものが多い
元本保証 保証してくれる 保証してくれない 保証してくれない
利益 非常にわずか 利益を狙うものではない 利益を狙えるが損をすることもある
投資を始めてよかったこと

投資を始めて一番によかったことは、お金の流れに敏感になったことだと思います。
なぜこの業界が活況づいているのかなどに自然と興味が行くようになります。
直近の状況だと、下記のような項目でしょうか。

  • ガソリンの単価が上がっているけど、石油業界の国内株はどうか、海外株はどうか
  • 岸田政権に変わった際に、株が下がったあと上がったけど何故か
  • 緊急事態宣言発令とともに、暗号資産やら投資資産の値が上がり始めたのはなぜか

元々数値の羅列やグラフを見て読み解くのが好きという変態的な自分の性質もありますが、 こういったことに対する嗅覚を持てるようになったのは良かったところだと思います。
慣れてくると、この人は株価を安定させるためにこういった情報を流してるんだな~とか、その逆のこの人は株価を乱高下させたいんだな~とか そういった穿った見方が自然とできるようになりました。

投資マイナスの側面にやられないための自分なりの防護策

長々と記載したところで、自分なりの防護策を記載したいと思います。 「投資=怖い」というイメージを付けたいというわけではありませんので。 f:id:xinformation:20211028001950j:plain

納得できなかった自分で理解できない商品は買わない

基本的に、自分が理解なきなかったり、理解できても怪しいとなった商品は買わないようにしましょう。
この意味で、気持ちが控えめで優しくて人の誘いを断れないという人や、他人の行動に合わせてしまいがちな人には投資はおすすめしません。
(こう言うと、大勢に逆らえと解釈して逆張り固執する人もいるがそういうわけではありません) 騙そうとする人たちの特徴ですが、言葉巧みに嘘を吐いてきます。
とくに厄介なのが、「数字やデータは嘘をつかない」と言ってグラフやら図でまくし立ててくる輩は要注意でしょう。
お金に直結するデータをそんな簡単に、開示する企業は存在しないと考えた方がよいです。
「数字は嘘を付かないが、嘘つきは数字を使う」とは良く言ったものだと思います。

あえて敵の術中に少しだけハマる

リスクを正しく理解することは投資において鉄則となります。
若干リスクは伴いますが、投資の初期段階で少し怪しげなセミナーに参加すると良いと思います。
詐欺っぽい手口が その際、下記の点はできれば * 行き先を信頼のおける友人家族に伝える * 録音する * 印鑑、通帳やクレジットカードは持って行かない 最近ではオンラインセミナーも多いので、そういったものに参加するのも良いでしょう 所詮漏れる情報は電話番号くらいです。
メインの携帯番号を取られたくない場合は、楽天モバイルを短期的に契約して使い捨ての番号を手に入れても良いでしょう。
自分も一度投資セミナーに試しに参加しましたが、非常に勉強になりました。
素人の私でも論破できるような話しかしませんでしたので、今後こういった投資セミナーは自分にとって意味が無いなと経験を持って結論できたのは良い経験です。
オンラインセミナーで、よくは無いのですが隣の人の話も聞こえるような状況(もしくはサクラであえて聞かせてる可能性もあり)でしたが、その人はお金を投資しているようでした。

xinformation.hatenadiary.com

まとめ

今回は、長々と投資について記載しましたが、 正しく運用していれば基本的には資産を増やすことができます。
ただし、自己責任の範囲にとどまる金額での運用をするのが良いと思います。
投資で脱サラしたいという人も、まずはこうした狭い範囲で始めて、慣れてきて脱サラして投資だけで食っていく自信がつけば、そのときに仕事をやめれば良いと思います。
ちなみに若者向けに記載しましたが、若いなら金融商品に投資などせず、自分の能力に金と時間を費やして給料を上げるのが、資産を増やすのに一番確実で良い方法だと思ったり。